Colasoft CapsaでHTTPトラフィックをモニタ

ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)は、分散的な、協調な、ハイパーメディア情報システムに使用するアプリケーションレベルのプロトコルです。HTTPはインターリンクリソースの取得に使用し、ワールド•ワイド•ウェブの構築につながります。

HTTPトラフィックを監視するために、LANアナライザ(またはプロトコルアナライザ)ソフトウェアが必要です。この記事ではColasoft CapsaでLAN内のHTTPトラフィックを監視する方法について紹介します。

Colasoft Capsaを起動して、新しい解析プロジェクトをスタートしましょう。まずLANにあるすべてのHTTPトラフィックをモニタリングするために、コアスイッチのミラーポートに Capsaを配置する必要が有ります。そうしなければ、自分のPC上のHTTPトラフィックしかモニタリングできません。

そして、何かウェブサイトを閲覧し始めましょう。たとえば www.colasoft.comを開き、HTTPトラフィックを生成させます。今度はColasoft Capsaに戻って、HTTPトラフィックがあるかどうかを確認します。下図のように、プロトコルタブにCapsaはすでにいくつかのHTTPトラフィックをキャプチャしました。

how-to-monitor-http-traffic-with-packet-sniffer-01.png

このタブにキャプチャを始めてから統計されたHTTPトラフィックとリアルタイムのHTTPトラフィックを両方とも確認できます。

HTTPトラフィックのより深い解析を行いたければ、HTTPプロトコルをノードブラウザにロケートすることができます。ノードブラウザは表示フィルターとして機能しているので、HTTPプロトコルをノードブラウザにロケートすることで、右の統計ビューはHTTPプロトコルのデータだけ表示します。プロトコルを右クリックし、コンテキストメニューに「ノードブラウザにロケートする」を選択してください。

誰がHTTPプロトコルを使用しているのか、その人は何を閲覧しているのかということを確認したい場合、IPエンドポイントタブとログタブを利用できます。

誰がHTTPプロトコルを利用しているのかを見てみましょう。IPエンドポイントビューに移動して、下図のようにそのプロトコルを利用しているIPアドレスを確認できます。

how-to-monitor-http-traffic-with-packet-sniffer-02.png

そして、その人は何を閲覧していますか。ロブビューに移動して、下図のようにその人の観覧しているサイトを確認できます。

how-to-monitor-http-traffic-with-packet-sniffer-03.png

Colasoft Capsaお試し版ダウンロードアドレス:http://www.colasoft.com/jp/download/download-capsa-ent.php